友好都市フェア ~総社市 粋府 特別純米酒&純米吟醸酒~
2013/6/17
今回は岡山県総社市の三宅酒造さんからお取り寄せした【粋府】の特別純米酒と純米吟醸酒のご紹介です。
岡山県の総社市は古墳の時代より吉備路の中心地として古くから栄えていたエリアであり、こちらの三宅酒造さんは古代吉備文化発祥の地で高品質の米、高梁川の伏流水等、酒造りに恵まれた環境のなかでこだわりの酒造りを100年以上にもわたり続けているそうです。
また、全国新酒鑑評会で3年連続金賞を受賞するなど(金賞4回、銀賞2回)高い評価を受けている酒蔵です。
さらにこちらの酒蔵さんは酒づくり大学という田植えから瓶詰めまで日本酒造りの行程を一般の方が体験できる企画も毎年行い、大人気を博しているとか。
さて、今回クロステンの友好都市フェアでお取り寄せした日本酒は3種類です。
粋府 純米吟醸酒 媛
粋府 特別純米酒 媛
粋府 特別純米原酒 鬼鐵(おにてつ) です。
いずれも総社市(旧吉備の国)産100%の酒米・都を使用しています。
この酒米「都」は、江戸時代の頃より、吉備地方にて栽培されていたそうです。
米粒は山田錦や雄町に似て大粒で品質の良いものだったそうですが、背が高く倒伏しやすい為大正時代に一時姿を消してしまったとか。
そんな幻の酒米を、県の農業試験場にわずかに残る種籾から復活させたのが、同蔵や地元のコミュニティなんだそうです。
まさに地元とそこに伝わる文化、歴史にこだわったお酒なのです。
日本酒度は+3~+5、酸度も1.1~1.3程とスペック的には新潟のお酒にかなり近いようです。
こちらも数量限定となっておりますので、お試しになりたい方は是非お早めにクロステンまでどうぞ。